【トラベル・レジャー業界】SNS広告クリエイティブのヒント10選!90枚を専業代理店のプロが分析/2023年7-9月
公開日
2023.12.18
更新日
2025.10.20

今回は、2023年7月〜9月にかけてリサーチした最新のトラベル・レジャーカテゴリ全90枚を対象に、SNS広告でのクリエイティブの訴求とその表現方法のヒントをご紹介します!

まず全90クリエイティブに対して、それぞれのSNS広告クリエイティブから感じた訴求の分析を行い(当社で定義している全12訴求カテゴリ)、さらに5つの消費価値カテゴリに分類しました。
その結果、機能的価値が全体の45.6%と最も多く、次いで認識的価値が27.8%、情緒的価値が18.9%、経験的価値が4.4%、社会的価値が3.3%となりました。

さらに全体で最も大きな割合を占める機能的価値の内、機能訴求53.7%、インセンティブ訴求が46.3%となりました。次いで全体の27.8%を占める認識的価値において好奇心訴求が100%が続く結果となりました。
当社が定義する訴求の説明はこちらの記事よりご確認いただくことができます。
今回、トラベル・レジャー業界におけるSNS広告クリエイティブを分析したところ、訴求において下記のような特徴が見えてきました。
・トラベル・レジャー業界においては、わたしたちの生活に楽しさやワクワクを与えるような業界であり、しっかりと機能性を検討するというよりは、感情的に気持ちの後押しがあることで衝動的にも消費がされやすい業界だと言えるのではないか。
・レジャーとして、印象的なコンテンツ内容と期間といった機能的情報や、キャンペーン内容といったインセンティブ情報をわかりやすく伝えること
・魅力的な企画やレジャーシーンを、ユニークさやデザインの美しさで情緒的に訴えかけること
・コンテンツや企画を、一見なにかわからないが気になる、何かおもしろそう、ワクワクする、といった好奇心に訴えかけること
・コンセプトや訴求に沿ったトラベル・レジャー中の一コマを伝えることで体験をイメージさせること
トラベル・レジャー(合計90)
・機能41(45.6%):機能22(53.7%)、インセンティブ19(46.3%)
・情緒17(18.9%):ポジティブ12(70%)、ネガティブ0(0%)、
権威0(0%)、共感5(30%)
・認識25(27.8%):好奇心25(100%)
・経験4(4.4%):体験4(100%)、未来0(0%)
・社会3(3.3%):トレンド0(0%)、ステータス0(0%)、イミ3(100%)
※2023年7月〜9月の期間において当社にて収集分類
※訴求の分類方法は、広告情報のみで人が受けた印象をベースに分類
続いて、これらの訴求をどのようにクリエイティブで伝えるのか、具体的な表現方法のヒントをご紹介させていただきます。

・ノルウェーイベント
国のイベントなどの広告クリエイティブを制作する際にはそれぞれのナショナルカラーを活用することでより視覚的インパクトを与えつつ、イベントを訴求することができるのではないでしょうか。こちらの事例では、ノルウェーのイベントということで、国旗としてのイメージが強い赤をアクセントカラーとして使用しています。

・カラフルなビーズ × クローバー
イベントの広告クリエイティブでは、その魅力や雰囲気が、一目でわかることが非常に重要ではないでしょうか。
こちらの広告クリエイティブは、種類の豊富さや、様々な素材・形・色などを写真をフレームに入れて使用することで、賑やかや雰囲気を引き出しているクリエイティブになっています。

・カラオケキャンペーン
カラオケとマッチするデザイン表現としてはどのようなものがあるでしょうか。
こちらの事例では、ネオンデザインを活用することで、カラオケの雰囲気を出した広告クリエイティブになっているのではないでしょうか。

・航空会社の割引セール
意外性や、割引率の大きなオファーなどのインパクトのあるオファー企画は、周りのあしらいなくシンプルに打ち出すことで、他との差を感じさせない魅力的なデザインとなることが多いです。
こちらの事例でも、日の丸構図を利用したデザインで色数少ない広告クリエイティブになっていますが、左右上下の余白によって、とても目立つデザインになっているのではないでしょうか。

・ANA「夏の空旅」
毎年同じような企画を実行いてしまうと、消費者に飽きができてしまいますが、ユニークな企画は、それとは反対に大きな話題や反響の生まれるものとなるのではないでしょうか。
今回はANAの“夏の空旅”という企画ですが、こちらは広告クリエイティブは、動かない銅像が、動き出すほど、快適でおトクということを訴求している非常にユニークな広告展開となっていました。

・プラネタリウム×星空夏祭り
背景として活用している素材をメインコピーを意識して見るとより魅力的な広告クリエイティブにすることができるではないでしょうか。
こちらの事例では、“星空夏祭り”というメインコピーを引き立たせるような、抜けの良いイラスト素材の構図によって全体のまとまりや一体感が生まれた洗練された印象になっています。

・台湾夜市イベント
イベントごとは、その雰囲気をできるだけ詳細に伝えることができることが理想ではないでしょうか。今回の事例は、ネオンカラーの目を惹く広告クリエイティブとなっていますが、細かいあしらいやネオンの中のカラーリング、道具などから、台湾の夜市を連想できるデザインになっているのではないでしょうか。

・夜の海遊館
ユニークなデザインは、若い世代の興味関心を惹く良いアプローチになるではないでしょうか。
トレンドや流行に敏感なため、このような、レトロな配色・ノイズテクスチャなど流行のデザインをすぐに取り入れる広告クリエイティブとトラベル・レジャー業界の相性は良いのではないでしょうか。

・熟睡できるスカイカウチ
自ら体験した時の光景がイメージできるシーン画像の活用は体験訴求において重要です。
こちらの事例では、くつろいでいる写真を活用していることと、エコノミーという言葉から、航空機ということが読み取れるデザインになっています。また、コピーで夜を連想させる月のあしらいや星のデザインを使用していることで、寝りをおよりアピールするデザインとなっています。

・子どもと過ごす美術館イベント
体験シーンの活用はトラベル・レジャー業界としてイメージを持っていただくアプローチとなる重要な訴求です。
こちらの事例では、子供と過ごすイベントということで、親子の写真素材を多く活用した、広告クリエイティブになっています。また、デザインとしても中心のコピー部分はカラフルで、楽し気な雰囲気となっているように思います。
今回はトラベル・レジャー業界における、訴求の傾向とその表現方法のヒントをご紹介させていただきました。
・トラベル・レジャー業界においては、わたしたちの生活に楽しさやワクワクを与えるような業界であり、感情的な気持ちの後押しをするような情緒訴求や好奇心訴求の活用を検討するといい。
・機能訴求の表現においては、コンテンツテーマを想起させるイメージ素材を動きやインパクトのある配置を行うこと、またその際に賑やかさを意識することでレジャー感を演出することができる。
・インセンティブ訴求においては、セール情報をインパクトあるデザイン・文字組みで表現し、商材をイメージさせるイラストや素材をうまく配置することで、訴求力を高めることができる。
・情緒訴求(ポジティブ等)では、トラベル・レジャーだからこそのワクワクする魅力的な企画を、コントラストの効いた構図やデザインによってインパクトをもたせて表現することを検討するといい。
・好奇心訴求では、魅力的な企画を、Z世代向けなど世代を意識したデザインを思いきってすることで、一見なにかわからない不思議さと相まってワクワク感を演出させることができるのではないか。
・体験訴求における表現では、自分に置き換えて想像できるような体験シーン素材を中心に、その訴求内容にそったデザイン(リラックス、こどものテーマ等)を加えることで訴求力を高めることができる。
いかがでしたでしょうか?トラベル・レジャー業界においてより良い広告クリエイティブを制作する手助けになれば幸いです。
当社では、広告クリエイティブのトライをどこよりも多く行い、より深い訴求と表現の開発、さらなる売上拡大を実現するご支援をしております。
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