【トラベル・レジャー 業界】SNS広告クリエイティブのヒント9選!72枚を専業代理店のプロが分析/2023年4-6月
公開日
2023.09.18
更新日
2025.10.20

今回は、2023年4月〜6月にかけてリサーチした最新のトラベル・レジャーカテゴリ全72枚を対象に、SNS広告でのクリエイティブの訴求とその表現方法のヒントをご紹介します!

まず全72クリエイティブに対して、それぞれの広告クリエイティブから感じた訴求の分析を行い(当社で定義している全12訴求カテゴリ)、さらに5つの消費価値カテゴリに分類しました。
その結果、機能的価値が全体の45.8%と最も多く、次いで情緒的価値が25.0%、認識的価値が15.3%、経験的価値が13.9%、社会的価値が0となりました。

さらに全体で最も大きな割合を占める機能的価値の内、インセンティブ訴求が72%、機能訴求28%となりました。次いで全体の25.0%を占める情緒的価値における、ポジティブ訴求が続く結果となりました。
当社が定義する訴求の説明はこちらの記事よりご確認いただくことができます。
SNS広告クリエイティブにおける各社の訴求を分析しました。
トラベル・レジャー業界では、顧客は魅力的な体験と手頃な価格を求めます。
そのため広告クリエイティブでは、ポジティブ表現やインセンティブ表現を用いて、旅行の素晴らしさや期待値を高めているクリエイティブが多くみられました。
具体例としては、感動的な風景や楽しいアクティビティ、さらにはお得な価格や特典を強調し、顧客に喜びと期待感を与えることが求められます。
上記のような特徴に加え、足を運んでいただく価値をクリエイティブで表現することが重要ではないでしょうか。
トラベル・レジャー(合計72)
・機能33(45.8%):機能9(27.3%)、インセンティブ24(72.7%)
・情緒18(25.0%):ポジティブ18(100%)、ネガティブ0(0%)、
権威0(0%)、共感0(0%)
・認識11(15.3%):好奇心11(100%)
・経験10(13.9%):体験10(100%)、未来0(0%)
・社会0(0%):トレンド0(0%)、ステータス0(0%)、イミ0(0%)
※2023年4月〜6月の期間において当社にて収集分類
※訴求の分類方法は、広告情報のみで人が受けた印象をベースに分類

・まとまりのある情報表現
商業施設のアクセスやイメージ高める表現として、目的地や乗り物案内などの案内表現をすることが有効です。情報が複雑化してしまうことも多い表現ですがこちらの事例では、カラーと路線を組みわせることで、情報にまとまりを持たせたシンプルな構成になり、洗練された印象になっています。

・ターゲットに合わせた配色
続いては、決まったターゲットに訴求したい場合の表現になります。
背景を普通の図形ではなく英字を入れコントラストと変化を出すことで単調を回避し、黄色のアクセントカラーで情報のアピールをしています。また、テキストやイラスト素材などの全体的な雰囲気も揃っているため、統一感のあるクリエイティブとなっています。

・連想できるイメージを使用した表現
割引等のインセンティブ表現は業界としての割合も多く、非常に重要な訴求表現です。大胆な表現で訴求することによって、顧客に喜びと期待感を与えることができるでしょう。
こちらの事例では、旅行を連想させるバッグタグのモチーフに“SALE!”という文字が大きく訴求されています。テキストとモチーフの親和性が良く全体的なまとまりとバランスが取れていることで、印象にも残りやすくなっています。また、モチーフの背景に旅行を連想できるイメージ写真を配置することで、余白スペースの有効活用がされており、訴求力を強め洗練された印象を持たせています。商品コンセプトやターゲットに寄り添ったデザインによる情報整理、洗練された印象やイメージがより鮮明に訴求することができているクリエイティブだと思います。

・メインビジュアルを生かした構成
続いてポジティブ訴求の表現になります。ポジティブ表現では期待感や幸福感を高め、目的地やサービスの魅力を際立たせる効果があります。特別な体験や魅力の伝わる表現にすることでより高い効果を期待できるのではないでしょうか?
こちらの事例は、実際のメインビジュアルとして使用されているものを活かしたデザイン構成になっています。必要最低限の情報や写真を大きく見せる構成で訴求することで、記憶に残りやすく認知の促進や興味関心を抱かせる効果が期待できます。

・ユニークな表現と構成
続いては、ユーモアのある訴求表現になっています。なかなか足を運ぶことに対して消極的な顧客に対して、明るいイメージやワクワク感のある情緒的なイメージアップに繋がっています。このような機能情報はコピーを活用し、素材でイメージをユニークに伝える表現をすることで、一つ目の事例と同様に興味を持っていただくことや情緒的な印象を与えることができるのではないでしょうか。

・疑問文コピーで訴求
好奇心訴求の表現では、興味を惹くコピーやインパクトのある見た目によって表現することで、新たなサービスや体験を価値のある魅力的なものに見せることが重要です。また、トラベル・レジャー業界において期待感は、非常に重要な要素となるのでコピーの表現のバリエーション考える必要性があるのではないでしょうか。
こちらでは、約半分にユニークなコピー配置、背景では目を引くイラストの表現になっています。またコピーのテクニックとして、興味付けをしやすい疑問符の活用や、訴えかけるような表現があげられます。

・ターゲットに合わせた表現
続いて、こちらの事例ではバストアップの写真を目線を中心に合わせた配置になっており、コピーに目線がいくような構成で制作されています。また、全体のイラストも賑やかでありながら全体の配色を揃えていることで、アミューズメントらしさを保ち、明るくPOPながら洗練された印象を与えています。

・疑問文コピーで訴求
トラベル・レジャーのような業界だと実際に体験した人の声や風景・製品写真などイメージを持っていただくことで、魅力がリアル(現実的)に伝わり、トラベル・レジャー業界の特徴として非常に重要な、目的地への興味に対してより向上させる効果が期待できます。
こちらの事例では、観光バスの写真と風景の写真でロケーションイメージが湧きやすく、テキストや周りに散りばめられた装飾のクオリティも高いので、体験訴求として洗練されているクリエイティブになっています。

・写真素材を使い分けた分割構図
イメージを高く持っていただくことにより、購買意欲が高まった状態に対して、アプローチを行うことは非常に効果的な表現ではないでしょうか。
こちらの事例では、商品と使用イメージの写真を分割の構成にして見せることで、消費者の興味付けがされています。上部では流体のシェイプを使用し、賑やかな印象を与えています。下部ではシンプルな情報スペースとして活用することにより、全体の流れとして上部で興味を持った人に対して、下部の情報で購入を促す。という流れになることで、広告クリエイティブとしての構成がしっかりとされている印象を受けました。
今回はトラベル・レジャー業界における、訴求の傾向とその表現方法のヒントをご紹介させていただきました。
この業界では、足を運んでいただくための体験や期待感を想像しながらクリエイティブを制作する必要があります。ポジティブな表現をうまく活用し、特徴や魅力を情緒的にまとめ、あしらいや装飾・写真などのこだわりによって、イメージを明確に持っていただけるような表現となっていることが重要ではないでしょうか。
当社では、広告クリエイティブのトライをどこよりも多く行い、より深い訴求と表現の開発、さらなる売上拡大を実現するご支援をしております。
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