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【ライフスタイル・サービス】SNS広告クリエイティブ表現のヒント11選!149枚を分析/2023年7-9月

公開日

2024.01.29

更新日

2025.10.20

今回は、2023年7月〜9月にかけてリサーチした最新のライフスタイル・サービスカテゴリ全149枚を対象に、SNS広告でのクリエイティブの訴求とその表現方法のヒントをご紹介します!

1.身近に感じる機能を端的に訴求

まず全149クリエイティブに対して、それぞれのSNS広告クリエイティブから感じた訴求の分析を行い(当社で定義している全12訴求カテゴリ)、さらに5つの消費価値カテゴリに分類しました。
その結果、機能的価値が全体の45.0%と最も多く、次いで情緒的価値が26.8%、認識的価値が20.8%、経験的価値が4.0%、社会的価値が3.4%となりました。

さらに全体で最も大きな割合を占める機能的価値の内、機能訴求67%、インセンティブ訴求が33%となりました。次いで全体の26.8%を占める情緒的価値においてポジティブ訴求が50%、ネガティブ訴求が7.5%、共感訴求が42.5%と続く結果となりました。

当社が定義する訴求の説明はこちらの記事よりご確認いただくことができます。


ライフスタイル・サービス業界における訴求の傾向やヒント

今回、ライフスタイル・サービス業界におけるSNS広告クリエイティブを分析したところ、訴求において下記のような特徴が見えてきました。

・ライフスタイル・サービス業界は、従来の業界カテゴリに当てはまらない、現代の様々なライフスタイルに即したサービスが多くある。そのため、特定のニーズを解決するサービスが多く、好みで買うというよりは機能的ベネフィットといった思考型で選ばれる傾向が強い。

・結婚相談所サービスや自転車サブスクサービスでは、比較的高額であったり毎月コストがかかるものであるため、じっくりと検討して選ばれる高関与タイプのサービスとなる。一方でフリマアプリは、比較的低価格なものを、必要なとき、欲しいと感じたときに利用される傾向がある衝動性の強い低関与タイプのサービスとなり、様々なタイプが混在するカテゴリとなる。

(今回の調査)

・今回のSNS広告クリエイティブの調査の結果、活用されている訴求TOP3は、機能訴求、好奇心訴求、情緒訴求となった。

・他業界と比べると、好奇心訴求と情緒訴求が多く活用されている傾向があるが、従来のサービスカテゴリに当てはまらず現代の様々なライフスタイルに即したサービスが多くあるからではないか。まずは知ってもらうために興味を引くことや、潜在意識からニーズを顕在化するための情緒的なアプローチが有効だと推察できる。

・具体的には、結婚相談所のオーネットのSNS広告クリエイティブでは、「1回だけ、やってみて?」と興味を引くコピーから、理想のパートナーがわかる無料診断コンテンツを展開し、いきなりのサービス紹介でなくワンクッションの企画を入れることによって間口を広げ、潜在層へアプローチする取り組みをしている。

・また、フリマアプリのSNS広告クリエイティブでは、サービス利用をイメージできる動画クリエイティブや、他社サービスと比較して数値的情報をふまえた機能性を伝えるようなクリエイティブが見られ、まだサービスを体験したことの無い潜在層へ訴えかける展開が見られた。

・まとめると、この業界においては、現代の様々なライフスタイルに即したサービスを、まだニーズが顕在化していない潜在層に対してわかりやすく解決課題やベネフィットを伝えること、反対に、機能理解よりも先に好奇心や情緒へ訴えかけてサービス体験を促すようなアプローチを検討できるのではないか。

ライフスタイル・サービス(合計149)

・機能67(45.0%):機能77(67%)、インセンティブ38(33%)

・情緒40(26.8%):ポジティブ20(50%)、ネガティブ3(7.5%)、

          権威0(0%)、共感17(42.5%)

・認識31(20.8%):好奇心31(100%)

・経験6(4.0%):体験6(100%)、未来0(0%)

・社会5(3.4%):トレンド0(0%)、ステータス0(0%)、イミ5(25%)

※2023年7月〜9月の期間において当社にて収集分類

※訴求の分類方法は、広告情報のみで人が受けた印象をベースに分類

続いて、これらの訴求をどのようにクリエイティブで伝えるのか、具体的な表現方法のヒントをご紹介させていただきます。


2. 訴求の表現方法のヒント11選!

① 機能訴求の表現

・フリマアプリ × 動画

伝わるイメージの広告クリエイティブは動画を活用することで、その後の行動喚起を含めスムーズな展開で見せることができるのではないでしょうか。

・あなたはどっち?

選択肢がある物は心理的ハードルが下がり、SNS広告としても受け入れやすくなるのではないしょうか?こちらの事例は、ビビットなカラーを活用したでデザインになっています。


② インセンティブ訴求の表現

・季節先取りSALE

インセンティブの表現として、ベルトコンベアを流れるようなデザイン・ダンボールの素材はサービスの特徴をわかりやすく表現されているのでしょうか?
こちらの事例は、季節先取りSALEということですが、秋の商品だけではなく夏の商品とも受け取れる素材の配置によって、ネットショップならではのジャンルにとらわれないデザインになっているのではないでしょうか。


③ ポジティブ・ネガティブ訴求の表現

・自転車も、いっしょに、大きく

コピーでのインパクトの大きく、それに対する表現の説得力のあるSNS広告は、全体として洗練された印象を受けるのではないでしょうか。
こちらの場合は、家族のシーン画像を活用することによって、受け手にイメージさせる形で、訴求しています。

・安心を強調した結婚相談所の広告

相談などは安心感や親しみがポイントになります。怖そうな印象やなんだか統一感のない見た目のSNS広告は怪しいと感じられてしまうかもしれないので、しっかりと安心を強調することで、効果につながると思います。
こちらの事例では、漫画風の素材を活用することで、親しみやインパクトを表現しています。

・イラスト × 心理を代弁するコピー

ネガティブな訴求を活用することによってユーザーの悩みに対しての解決としてサービスを訴求することができるのではないでしょうか?
しかし、悩みをコピーで理解できるようにSNS広告を制作するのは非常にハードルが高いのではないでしょうか?こちらのように、イラストを活用することでわかりやすくキャッチーな印象を持たせることもできます。


④ 共感訴求の表現 

・ターゲットへの呼びかけ

落ち着いた表現でサービスの特徴を理解していただくためのアプローチも忘れてはいけません。
こちらの事例では、従来のようなレター形式の表現ではなく、ターゲットも絞っていることによって、共感を誘うSNS広告になっているのではないでしょうか。

・なんと6.6ヶ月

具体性のある数字の活用などの訴求力の強いコピーを活用する際には、上記のような表現が良いかもしれません。
共感しやすい表現として、6.6カ月という具体的な期間を強調してデザインされていることや、理想イメージとして象徴的な背景のウエディング写真の活用により、サービスのイメージ化や共感しやすいのではないでしょうか。


⑤ 好奇心訴求の表現 

・ズッキュン郵便局

魅力的な企画やデザインの際には、魅力をより強く表現することによって、他に例のないようなSNS広告として、魅力的に映るのではないでしょうか?
こちらの事例では、ズッキュン郵便局ということで、ハートのあしらいや配色に関しても若年層寄りんしているなどの工夫が見られます。

・一回だけ、やってみて?

一貫性のある訴求の際には、アクセントとして一部を目立つ形で訴求してみてはいかがでしょうか?こちらのように、複数テキストに対して、決まったコピーを拘ったデザインにすることにより、好奇心の湧くSNS広告になっていると思います。


⑥ 体験訴求の表現 

・アニメーション動画

アニメーションはSNS広告において、イメージ化が早く非常に有効的ではないでしょうか?
こちらはエフェクトによりその先の展開まで気になるような仕掛けが見られます。またサービスの導入イメージがエフェクトにより補足的に紹介されているので、動画の展開の中で体験のイメージがしやすく、訴求されていることにより、洗練された印象と共に自分ごと化できるSNS広告となっているのではないでしょうか?


3. まとめ

今回はライフスタイル・サービス業界における、訴求の傾向とその表現方法のヒントをご紹介させていただきました。

・機能訴求の表現においては、サービスを利用するプロセスを動画で表現することや、サービスの比較を分割構図×どっちを選ぶ?という表現がみられ、情報性のデザインによって機能性を強調することができる。

・インセンティブ訴求においては、季節のアイテムを配置し、それを3Dの表現にすることによって季節セールを魅力的に表現する工夫がみられた。セールに季節要素を取り込むこと、その表現に素材やデザインで工夫をすることでより魅力的に表現できるのではないか。

・情緒訴求では、配色やイラストのトンマナによってポジティブな印象を与えたり、ドキッとするようなネガティブな切り口から、棘々しくならないような配慮あるやわらかい表現によって訴求力を高める工夫が見られた。

・共感訴求では、広告色を抑えた文字中心の広告によってオフィシャルアナウンスのような見せ方によって文字を読んでもらうような工夫や、興味を抱きやすい数値などを活用したキャッチーなコピーによって普段は反応しないような層にも反応してもらう等、自分ごと化を促すテクニックとして検討できるのでは。

・好奇心訴求では、コンセプトを表す図形を大々的に構図に取り込むことや、あしらいやコントラストを意識した配色によってワクワク感を演出させることができるだろう。

・体験訴求における表現では、特に新規性の強いサービスを伝える上では、多くの情報量を含めることができる動画フォーマットが検討できるのでは。また爽快感のあるテンポやエフェクトによってより感覚的な体験を促すことができる。

いかがでしたでしょうか?ライフスタイル・サービス業界においてより良い広告クリエイティブを制作する手助けになれば幸いです。

当社では、広告クリエイティブのトライをどこよりも多く行い、より深い訴求と表現の開発、さらなる売上拡大を実現するご支援をしております。

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