【家電・電子機器・自動車業界】SNS広告クリエイティブのヒント10選!59枚をを専業代理店のプロが分析/2023年7-9月
公開日
2023.12.04
更新日
2025.10.20

今回は、2023年7月〜9月にかけてリサーチした最新の家電・電子機器・自動車カテゴリ全59枚を対象に、SNS広告でのクリエイティブの訴求とその表現方法のヒントをご紹介します!

まず全59クリエイティブに対して、それぞれのSNS広告クリエイティブから感じた訴求の分析を行い(当社で定義している全12訴求カテゴリ)、さらに5つの消費価値カテゴリに分類しました。
その結果、機能的価値が全体の61.4%と最も多く、次いで認識的価値が15.8%、経験的価値が12.3%、情緒的価値が10.5%、社会的価値が0%となりました。

さらに全体で最も大きな割合を占める機能的価値の内、インセンティブ訴求65.7%、機能訴求が34.3%となりました。次いで全体の15.8%を占める認識的価値において共感訴求が100%が続く結果となりました。
当社が定義する訴求の説明はこちらの記事よりご確認いただくことができます。
今回、家電・電子機器・自動車業界におけるSNS広告クリエイティブを分析したところ、訴求において下記のような特徴が見えてきました。
・端的なコピーによって機能性を伝えること
・バリエーション表現によって、自分らしさや嗜好性に応える形で情緒に訴えかけること
・広告クリエイティブデザインによって革新性や新規性を伝えること
・生活に溶け込むシーンや、憧れるシーンによって五感に訴えかけたり疑似体験を促すこと。
家電・電子機器・自動車 合計59)
・機能35(61.4%):機能12(34.3%)、インセンティブ23(65.7%)
・情緒6(10.5%):ポジティブ3(50%)、ネガティブ1(33.3%)、
権威0(0%)、共感2(16.7%)
・認識9(15.8%):好奇心9(100%)
・経験7(12.3%):体験7(100%)、未来0(0%)
・社会0(0%):トレンド0(0%)、ステータス0(0%)、イミ0(0%)
※2023年7月〜9月の期間において当社にて収集分類
※訴求の分類方法は、広告情報のみで人が受けた印象をベースに分類
続いて、これらの訴求をどのようにクリエイティブで伝えるのか、具体的な表現方法のヒントをご紹介させていただきます。

・コントラストの効いた帯の配色
目の引く広告クリエイティブにするためには、配色のアプローチが手軽にできる表現ではにないでしょうか?
こちらの事例では、配色による工夫の他にも人物素材をはみ出しで活用することにより勢いを感じる表現になっています。

・水拭きの表現
機能性を広告クリエイティブとして視覚的にも表現できると、広告としてより説得力のに厚みが出るのではないでしょうか。
こちらは水拭きができる家電商品の表現として、配色の工夫を用いることで、機能をわかりやすく訴求しています。

・カメラ×キャッシュバックキャンペーン
キャンペーンの訴求はこちらの業界に限らずよく見られますが、表現としては明るく賑やかなイメージが多いのではないでしょうか?
こちらの事例では、重厚感のある表現として訴求していることで、他とは違い目の引く広告クリエイティブになっています。

・Buy1 Get1 Free
上記のようなもう一台プレゼントというような場合には、繰り返し反復させる表現を活用するとインパクトのある広告クリエイティブになるのではないでしょうか。
さらに別の部屋のイメージ写真を活用することによって、汎用性の高く家電の利便性を訴求しているのではないでしょうか。

・製品の多色展開
価格感の高い商品は、高級感のある表現に偏ってしまいがちですが、 商品の複数展開を並べる表現にすることで、明るく楽しげな表現になり関心を向けることができるのではないでしょうか。
こちらの事例では、どちらもカラーバリエーションの展開をビジュアルで見せていますが、多数バリエーションの展開などでも活用できそうな表現だと思います。

・子どもを想うクリエイティブ
エモーショナルな表現を活用することは、子供を持つ人にとっては、わかりやすく自分ごと化できる表現ではないでしょうか。
子供を大きく見せることで一見、車の広告には見えませんが、機能を訴求するコピーによって共感を誘う広告クリエイティブになっているのではないでしょうか。

・カラーバリエーションと多機能の表現
カラーバリエーションの展開を見せる表現はポジティブ訴求でも見られましたが、今回は下部にある“こんなにできる。こんなに手軽”という表現のコピーにより好奇心の湧く表現になりより魅力的に伝えています。

・ネオンカラー × 美容家電
ネオンカラーを活用することは、先進的なイメージを持たせると同時に、カラーとして暗い色味となるため高級感や権威性のあるように訴求することができるのではないでしょうか。

・旅のシーンに溶け込む製品
複数シーンを活用することで、様々な活用方法や状況に対して、訴求することができるのではないでしょうか。こちらの場合には、カメラと旅行を関連付けて訴求していることによって、旅行に対して、魅力的なカメラであることが伝わる広告クリエイティブです。

・ドライブのひとコマ
体験シーンは自分ごと化において、活用しやすいシーンではないでしょうか。こちらの事例のように、商品の正面からの写真ではなく、商品のシーンを活用した写真を生かしたレイアウトのデザインにすることにより、擬似体験を促すような広告クリエイティブになるのではないでしょうか。
今回は家電・電子機器・自動車業界のSNS広告クリエイティブにおける、訴求の傾向とその表現方法のヒントをご紹介させていただきました。
・業界的にも、製品画像が広告クリエイティブにおいて一定の面積を占める形となる。また、製品の形状自体はどうしても似てきてしまうため、広告クリエイティブの訴求や表現の工夫によって他企業との差別化を図ることが重要だと言える。
・機能訴求の表現においては、配色でコントラストの効いた帯や魅力的な人物画像を添えること、また製品の機能を想起させるようなデザインによって、端的な機能コピーを際立たせることが一つのテクニックと言える。
・インセンティブ訴求においては、その製品自体や製品カテゴリにおけるトンマナを活用することで、オファー情報ということをパッと伝わりやすくすることができる。
・情緒や好奇心へ訴えかける表現においては、自分らしさや嗜好性に応えるようなバリエーション表現(配色、機能性)を活用するアプローチを検討できるのではないか。
・シーン画像や人物画像の活用によって、体験シーンを想起させ、五感に訴えかけたり疑似体験を促すことも有効なアプローチでは。
・広告クリエイティブだけに留まらず、製品販促物全体へのコンセプトデザインによって、ターゲットに対してビジュアルによって魅力的に、機能的に魅せるアプローチも検討できると良いのではないか。
いかがでしたでしょうか?家電・電子機器・自動車業界においてより良い広告クリエイティブを制作する手助けになれば幸いです。
当社では、広告クリエイティブのトライをどこよりも多く行い、より深い訴求と表現の開発、さらなる売上拡大を実現するご支援をしております。
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